ポートレートデビューしました(Nikonカレッジ)
1月から通っていたNikonカレッジの撮影実習に行ってきたのですが。。。
その前の講義で、最後に先生が発した一言に戦慄しました。
「来週の実習ですが、モデルさん連れて行きますから」
。。。。。(・・?)
どうやら実習は、まさかのポートレートのようです。
聞いてねぇーーーよっ!! ( ̄◇ ̄;)
って話ですよ、ええ(笑)
ぼく、ひとなんてとったことない。。。
実習場所は浅草寺、天気も良く快晴でした。
とりあえずモデルさんに立ってもらい、先生がポートレートを撮る上での光の考え方をサクッとレクチャーしてくれました。
〜〜〜〜〜
順光やサイド光で撮影するのはモデルさんの顔に光と陰のコントラストが強くなりすぎて綺麗に撮れない。逆光だと顔に当たる光がフラットになる。また半逆光もポートレートでは良く使う光。また太陽が見えているということは点光源でスポットライトを当てているの同じ状態。そして日陰に入ると、、この時の光源は青空で面光源になっている。空が太陽の光を反射させて柔らかくしてくれる。良いですか? 日陰でも光の向きがあるんです。
〜〜〜〜〜
日陰のなかにも順光/逆光がある、はチョット新鮮でした。まあ、言われてみればその通りなのですが。
そして撮影開始です。
先生が場所を決めてモデルさんを立たせて、各人が1人ずつモデルさんと対面して撮影します。皆んなでモデルさんを囲んでパシャパシャじゃありません。。。
ポートレートを撮ったことのない僕はマジ困りました。
ちなみに僕の勝手なポートレートカメラマンイメージはこんな感じです。
↓ ↓ ↓ 注)モデルさんを撮影中のイメージです
「は〜い、こっち見てー」(←カメラマンセリフ
パシャパシャ、パシャ! (←シャター音
「おー、その表情良いねぇ〜〜」
パシャパシャ、パシャ!
「もっと! もっと!」
パシャパシャ、パシャ!
「ああ、いいーー、いいよーー」
ぱry)
。。。こんなのコミュ障の僕に出できるはずありません。お腹痛くなってきました。
そして僕の順番。とりあえずモデルさんに、
「すみませ〜ん、撮りまーす」(撮影開始)
パシャ、パシャパシャ!(とりあえずアイレベル)
パシャ(ローアングルに変化)
パシャパシャ
(´-`).。oO(あれ? なんか撮りやすくない?)
パシャパシャ、パシャパシャパシャ、、、(右へ回り込む)
パシャパシャ
「ありがとうございまーす」(撮影終了)
特に妙なセリフを吐くこともなく、モデルさんに集中して色々構図を変化させながらシャッターを切っていました。モニターで写真を確認すると、なかなか良さげな感じで撮れてます。
先生も「おお、良いじゃないですか! もう少し寄って、露出もチョット上げたほうが良いかもしれないな〜」と言ってくれました。
俺、もしかしてポートレートの才能あるんじゃね??
ものすごく高揚感を感じます。
調子に乗って何度も「撮りまーす」とモデルさんに近づきパシャパシャ撮ってました。
だけど、そのうち、気がついたんです。
僕が適当に振り回しているレンズの先に、いつも必ず
モデルさんの目線と仕草が存在していることに!!
僕が適当にローアングルやアイレベルとレンズの向きを変えてシャッターを切っていたのに、その瞬間にモデルさんがレンズに目線、表情やしぐさ、そしてポーズを繰り出していたのです。時に凛としてみたり、はにかんでみたり、そして少しだけ大人の表情を見せてみたり。。。
(おそろしい。これがモデルさんという仕事なのか。。。((((;゚Д゚)))))))
考えてみれば、先生が光の状態を見極めて場所を決めていました。モデルさんと1対1で撮影させたのも撮影方向をある程度限定させることもあったのでしょう。
僕はただシャッターを切っているだけ。注意するのはフォーカスポイントくらいでしょうか。全ては完璧にお膳立てされていました。
気がついて良かったです(笑)
あやうくポートレート沼に足を入れてしまうところでした。そんな沼に入ったら、58mm f/1.4だとか85mm f/1.4を揃えることになってしまいます。あ、最近105mm f/1.4なんてのも出ましたね。
危なかった ε-(´∀`; )
良い経験させてもらいましたが、まあポートレートは基本やらないかな。
撮れせてくれる被写体さん居ないし(笑)
なんとなく、良く撮れたかな?って写真です。
やっぱりモデルさんが素敵なんですね〜
モデルさんの名前は忘れました。ごめんさない。