空の見える場所から

ラジコン飛行機を飛ばしたり、カメラを持ってブラブラしたり、、、自己満足の日々

鎌倉おさんぽ〜紫陽花〜

6月といえば紫陽花の季節。

紫陽花といえば、この界隈(神奈川県相模原市在中)では鎌倉ですよね

というわけで、明月院(北鎌倉)と長谷寺(長谷)に紫陽花を撮りにGo! してきました。

 

まずは明月院

水瓶の中に1輪の紫陽花が佇んでいました。

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紫陽花を正面からは捉えていないのですが、水面の光の反射が良いのでは(?)と思いました。正面から撮ると(写真の奥側から撮ると)いわゆる順光になるのですが、水の質感が無くなるというか、 まあ、、、、その〜 (ゴニョゴニョ...)

 

次も逆光ぎみで撮影。

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紫陽花の一部に強い光が当たっていたので、露出アンダーに振れば面白くなるかなと思って撮影しました。ちょっと黒潰れが多い気もしますが、僕はこういう雰囲気が好きだったりします。

 

そして明月院と言えば、やっぱり丸窓の部屋!(本当の名前は知らない)

と言いたいところなのですが。。。。

撮影不可能の状態でした。

なんと、この日は部屋に上がれる状態になっていたのです。いちおう募金という名の入室料を払っての入場でしたが(300円)。

 

本当はこんな感じで撮れる予定だったのですが、この日はお茶を飲みながらマッタリしている人で溢れていました(笑)。僕もマッタリとお茶を飲んだひとりです。

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ちなみにこの写真は2014年の紅葉で撮影したものです。

 

 

そして明月院を後にして鎌倉駅まで徒歩でテクテク。

途中でお煎餅屋さんがあったので、お焦付きを食べ歩き用にテイクアウトしました。  

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I LOVE 煎餅

 

店先で焼いているのでサクサクです。香ばしいお醤油の香りと味、日本人に生まれて良かったです♪

 

途中に咲いていた紫陽花をパチリ。

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ちょっと逆光ぎみがマイブームでしょうか?

 

でも写真を撮る時に「光」を少し考えるようになった気がしています。最近通っているNikonCollegeでも先生が「光がフラット」とか「光が回る」など、よく「光」を連呼しているんです。最初は「なんのこっちゃ??」と思っていましたけどね(笑) 

 

鎌倉駅からは江ノ電に乗って長谷駅に向かいます。

この辺りから紫陽花の鎌倉を痛感しはじめます。まあ、メッチャ混みってやつです。 

鎌倉駅の構内放送で「長谷寺の紫陽花ロードは2時間以上待ち」とのこと。

 

そして案の定。。。。 

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3時間待ちです (; ̄ェ ̄)

 

整理券だけ貰ってお昼にしました。

 

お目当は土鍋ご飯だったのですが、お昼時で長蛇の列。。。。

鎌倉土鍋ご飯kaedena.

並べば3時間以内に食べられそうですがチョットね。。。ということで周辺を彷徨って寂れた喫茶店(失礼!)を見つけて中へ。ナポリタンがあったので思わず注文しました。 

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喫茶店のナポリタンって懐かしい感じです。子供の頃に食べた味を思い出します。とても美味しかったですよ。

ただ、チョット面白かったのが。 

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粉チーズの大きく出るほうがセロテープで封印されていたことです(笑)

仕方ないので小さい口のほうから振る回数を多くして対処しました。

 

食事の後もまだまだ時間があったので、御霊神社まで歩いて江ノ電と紫陽花をセットでパチリ。

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今年になってシャッタースピードを意図的に遅くすることを覚えましたw

 

そして長谷寺へ戻ります。やっと紫陽花ロードに入れたの16時ころでした。

体力が消耗していたので坂道を登るのはキツかったですが、辺り一面が紫陽花の山って感じで綺麗でした。頂上(?)のようなところからは海も見えるし。

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まさに紫陽花寺って感じでした。

 

 

その他、写真をアルバムに纏めました。  

鎌倉紫陽花(2016年) | Flickr - Photo Sharing!

 

ベリーバン合わせ(前編)

主翼の下面側に衝立てを取り付けます。まずは前後から。

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胴体とのクリアランスは1.5mmにしました。厚さ1.5mmのバルサを挟み込んで接着します。前後ともに瞬間接着剤を使用しています。

次にサイドの衝立てを接着。ここも瞬間接着剤です。

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今までの機体では、エポキシ接着剤でこの辺りの接着をしていました。でも今回は主翼がフローティングになっているので、胴体やベリーバンとは接触しません。なので少しでも重量の軽い瞬間接着剤を選択したわけです。

だけどサイド衝立てと主翼の間には隙間ができてしまいました。この辺は内側をロービングですかね。外側はカーボンの目止めと合わせてバルサパテで誤魔化せそうです。

 

そして、いよいよベリーバン合わせに入ります。当たっていそうなところをマジックでマーキング(写真矢印)して削ります。そして確認して、また当たっていればマーキングして、、、を繰り返していきます。

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ただ余りにも神経質に合わせようと繰り返していくと、今度は違う場所が当たり出してきます。そして更に神経質に追い込もうとすると、また別の場所が。。。なんてことが起こりがちなので、程々で手を引くのも重要です。収集がつかなくなると、泣きのベリーバンセット発注なんてことも(遠い目)。

 

そうそう。ナルケホビーではありませんが、とある完成機屋さんでは、

 

落下セット (−_−;)

 

という名称で発注すると、ベリーバンセットがやって来ます(笑)。

まあ、フライト中にエンジンのノッキングでベリーバンだけ

 

ヒラヒラ〜  (ToT)/~~~

 

なんて事もありますからねww (←経験者談)

 

 

まあ、とにかく程々に合わせて余剰分をカットしました。ベリーバンは長めに成形されています。しかし。。。。。

 

 (>人<;)  (>人<;)  (>人<;)

 

 

切りすぎちゃったみたいなんです。。。胴体に干渉しないように切ったのですが、思いのほか寸足らずで超カッコ悪い。ちょっと「落下セット」が頭をよぎりましたが、すぐに切れ端を瞬間接着剤で繋ぎ合わせてカーボンクロスとレジンで裏打ちしました。

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写真は繋ぎ合わせた後のベリーバンです(矢印)。見ての通り「傷物」となりましたが、ポリパテで傷を埋めちゃえば塗装もするわけだし。まあ、分からないかと(笑)。

 

ところで、後ろの方に結構な隙間ができていることに気がつきました(2,3mm程度)。前の方はピッタリしているのですど。 

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う〜ん。。。

 

衝立てをバルサで嵩上げしようかな ε=(¯⌓¯ )フウゥ

 

というところで集中力切れのためTheEnd

続きは来週以降に持ち越し。

 

ラダーの取り付け

さーて、どっちにするか?

いや、もう既に心は決まっていました。

sion0529.hatenablog.com

 

ラダーは訳あって2つ作っていたのですが、ここは再製作分を採用です。5g増ですが一応は図面通りの形になっているはずですから(笑)

 

とりあえず前後左右に必要なブロック材を接着していきます。

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平らになるように仮サンディングします。そして後縁側にもバルサブロック。例によってここも逆R加工になります。

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後縁のバルサブロックは普通の角材が入っているのですが、あらかじめカッターで三角材ぐらいまで削ってから接着です。角材のままラダー上で逆R加工なんてしたら、気が狂いそうですよ。

 

それでも、、、

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(;´Д`)ハァハァ

 

逆Rに削るの辛いです。。。

塗料の空き瓶にサンドペーパー(#120)を巻いて地道にゴシゴシ。もうバルサ祭りは終わっただろうと思っていたのですが、結構な削り量でした。お部屋の中がスモックがかかった感じになりますw

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この状態で胴体に取り付け。

でもなんだかなぁ〜。前側のR部分が2mmくらい足りません。

垂直尾翼側、それともラダー側にチョンボでもあった??

う〜ん。。。(−_−;)

まあ、ここは何も考えずにバルサを貼り合わせて延長しました(写真矢印) 

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いや、もうここまでくると後戻りなんて考えられません。ただでさえ作業ペースはスローダウンしてるのに後戻りなんて発生したら、そのまま作業中止なんて事態もありえます。過去に同じようなことが何度もありましたから(笑)

 

仕上げのサンディングです。垂直尾翼側と段差が無くなるように、#120→#240→#320とペーパーを変えながらサンディングしていきます。

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こんな感じまできました。あとは、

(1) ベリーパン合わせ & 取り付け

(2) フィレット加工

(3) コックピット、パイロットシート製作

をすれば生地完になります(多分w)。

 

やっとですね〜 (遠い目

 

垂直尾翼を整形した、、、う〜ん(−_−;)

まずは2つの大御所バルサブロックを大まかに削って、くり抜きます。

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くり抜きます

 

 

 

くり抜きます

 

 

 

くり抜きます

 

 

 

 

く り ぬ き ま す

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(;´Д`)ハァハァ

 

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(;´Д`)ハァハァ 

 

頑張ったんです。頑張ってくり抜いたんです。

でもダイエットできたのは、、、

 

 

 

たったの26gでした

(´・_・`)

(※くり抜き分だけ。外観整形分は別です)

 

 

部屋中をバルサ屑だらけにして削ったのに、労力とのバランスが合わないような。。。

だけど完成重量が4980gだったら、この労力を褒めてあげましょう。

 

 

削ったブロックを胴体に接着します。まだ外観は仮整形なのでボコボコしています。

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そして垂直尾翼の接着。ASCENT君の製作で精度に気を使う工程は、多分これが最後でしょう。上から下までセンターが真っ直ぐになるように接着です。

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尾翼が真っ直ぐになるように右側にバルサでカイモノをしました。

本当はレーザーカット部品だからカイモノなどしなくても真っ直ぐに取り付くはずなのですが。。。なんででしょうね〜???ww

 

ホント、なんでカイモノ(写真矢印)をしなくちゃいけないのか??

不思議です(笑)

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あとは、ひたすら整形作業。

バルサ祭りも、そろそろ最後のような気がしてます。最終コーナーにアプローチしていく感じでしょうか。

 

とりあえずはこんな感じです。

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後ろから見ると良い感じに仕上がってますよね。

 

 

だけど。。。。

 

実は、この垂直尾翼の整形って。。。

 

飛行機作りで一番に、、、

 

 

 

 

 

センスが問われる

 

 

 

 

 

ところですよね (; ̄ェ ̄)

なんていうか、、3Dの感覚が問われている、、というか。

 

これ、どう思います???

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なんかボコって、、誰かの腰回りのような。。。

 

 

う〜ん、、、

 

 

 

う〜ん、、、

 

 

 

う〜ん、、、

 

 

 

う〜ん、、、

 

 

、、、、、

 

 

To be continued.....

お散歩スナップ講座〜水族館編Part2(NikonCollege)

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 お散歩スナップ講座〜水族館編〜 の2回目の撮影実習です。場所はアクアパーク品川。ドルフィンパフォーマンスの撮影もあります。ちょっと事前練習にも行ったりしたのですが、どうなることやら。。。

 

 まずは最初にチョコっとレクチャーです。

(1) テーマは「動きに表情を狙う」

(2) 構図上の余白を入れて奥行きと広がりを感じるように。余白に余韻を残す感じで。お魚(被写体)のドアップは禁止ということでお願いします。

(3) ISOは800、1600、3200から選ぶ感じで

(4) 絞り優先モードで撮影。SSは1/125を目安に(止める場合)

(5) 前回の池袋サンシャインよりも暗いと思うのでSSが1/125を確保できない場合もある。その場合は止めることを諦めて流し撮りにすることも必要。

(6) WBはAUTO1、4300K、あと曇天が意外とおすすめ。今回の場所は蛍光灯にすると青被りがキツイと感じると思う。

(7) 水槽の歪みなどがあるのでAFが合いにくい場面もあると思う。水槽に対して水平(垂直?)にしたりアングルを変えて対処するように。場合によってはMFが必要かも。

(8) 魚が迫ってくる構図で狙うなら、 AFで一旦合わせてから自分が1歩下がってシャッターを切るとバッチリ合いやすい

 

(; ̄ェ ̄) (; ̄ェ ̄) (; ̄ェ ̄)

 

 

 ((((;゚Д゚))))))) ガタガタブルブル...

 

 

なんだか、、、いつにも増してハードル上げられてません???

ていうか、被写体アップ禁止って。。。。

いきなり困った時の必殺技を封じられた感じです (´・_・`)

 

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<24mm  SS:1/80  f:4.5  ISO:2000  EV:-1.0  WB:曇天>

 

 撮影は基本的にフリーなので、各自で被写体を探してシャッターを切っていきます。ちょっと僕は困った表情をしながらカメラを持ち類ていたと思うのですが、先生が声をかけてくれました。

「どうですか? 撮れてますか?」

「いや、ちょっと。。ムズイです (´・_・`)」

「ああいうブクブクを上手く使うと良いですよ♪」(水槽のブクブクを指差しながら)

「ああ、なるほど!」

 

と言いながら、僕はブクブクをじーっと見つめていたのですが。。。

ごめんなさい。

僕にはそのブクブクを上手く使う技術もアイデアもありませんでした (チーン...

 

 

 でも、まあ〜その後に幸運な偶然もあり講評に持っていけそうな写真を撮ることができました。講評は次の2枚で受けました。

 

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<140mm(DX)  SS:1/1000  f:4.8  ISO:6400  EV:0  WB:曇天>

<撮影意図>

ドルフィンパフォーマンスを連写で撮っていました。偶々うまい具合にファインダーに入ってくれました。撮れた時は嬉しかったです。だけど3日くらいしてくると、何か違和感みたいなものを感じてきて「アレ?」って状態になっています(笑)

アップすぎたのかなぁ〜、と感じています。

 

<講評>

バッチリのタイミングでしたね。イルカの口が開いているのも分かるし、表情から楽しそうな雰囲気を感じます。イルカの口先の水面に光の映り込みがありますね。これがないと黒つぶれの印象が出てしまいますが、それもありません。

う〜ん、違和感っていうことですけど。。。それほど変な感じはしないと思いますけど。強いて言えば、、う〜ん、、あと少し、気持ちだけ写真下の水面を増やすと(ズームを広角側に)雰囲気が大分変わるかもしれません。

 

 

先生が写真の下側数mmくらいの距離に定規を当ててくれたのですが、「ああ、なるほど!」と感じました。写真ではお姉さんが水の中から現れているというよりも、唐突に氏下から飛び出ている感じている気がしてきました。

 

 

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<20mm  SS:1/125  f:2.8  ISO:800  EV:+1.0  WB:曇天> 

 <撮影意図>

イメージとしてはサメが水槽の番人で下界の小魚達の平和を守るために巡回している、といった感じです。右から進入してくるサメ(写真では左側)を追っていたのですが、偶然目の前で2匹が交差してくれたのでGoodタイミングでした。残念ながらライトの映り込みがあるのですが(写真上部)、赤い月に見えなくもないし(笑)、まぁ〜いっかーとプラス思考で考えていますww

(教室内で失笑が起こる。。。。。ww) 

 

<講評>

とりあえず映り込みはない方が良いと思いますよw (キリッ

そうなれば深海のイメージを強く出せたと思います。

でも、、、左右に進んでいるサメがこの写真に強い広がりを感じさせていますよね。また単に左右に並んでいるのではなく、前後に入ってきているので奥行き感も出ていると思います。特に良いのは中央の光のラインが主役のサメの尾に当たっていることです。また波打つ水面の光模様が良い雰囲気を出していると思います。

ただ残念なのが写真下の緑が色飽和を起こしていることです。う〜ん、少し調整したほうが良いですね。

 

 

 最初は申し込むかどうか迷っていたお散歩スナップ講座〜水族館編〜ですが、やっぱり楽しかったし勉強になりました。また次回も申し込みたいと思います。抽選に当たれば良いです。

 

 

そうそう、ドルフィンパフォーマンスの演目は「花宴(はなのえん)」です。

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<55mm(DX) SS:1/1000 f:4.5 ISO:6400 EV:0 WB:AUTO1>

 

 実はこのブログにも時々登場するKOKIAさんの楽曲に「花宴♪」があるのですが。。。

そうなんです! ドルフィンパフォーマンスに使われているんですよ! 

花宴♪ が!

しかもフルコーラスで!!!

 

この曲に合わせてイルカ達がパフォーマンスしているのです♪

youtu.be

 

おそらく6月中までは、この演目で上演していると思います。

年パスも買ったし、またイルカを見に(花宴を聞きに)行ってこようと思います。

 

 

今回撮影した写真をアルバムにまとめました。

お散歩スナップ〜水族館辺part2(NikonCollege) | Flickr - Photo Sharing!

 

sion0529.hatenablog.com

 

 

 

 

垂直尾翼の製作

 垂直尾翼の製作です。プランク材の裏面にリブ位置が印刷されていました。まあ、これに沿ってリブを接着していけば良い、って話です。だけど。。。。

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 なぜ垂直尾翼には製作治具がついてないのでしょうか?

 

 

 いつも思うのですよ。50クラスの板状の尾翼ならまだしも、翼型があるのに。

 僕は治具なしでは絶対に作れません (キリッ

 

 というわけで、まずは治具作りです。

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リブを抜いた後のバルサシートを利用します。治具を作るにも正確なリブ型が必要になりますが、ここからリブを抜いているわけですから当選正確に決まっています。そして各リブのセンターが定盤(机)と平行になるように治具を作りました。

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 治具上にプランク材を固定して、印刷された位置に沿ってリブを接着していきました。この辺りはカナライザーの製作と同じ方法です。

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 反対側もプランクして前縁材とブロック材を接着しました。この機体は垂直尾翼の上部にブロック材を付けるようです。下の写真だと、下側に付いている三角形のブロック材です。

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あとは整形して垂直尾翼は完成です。

 

とりあえず垂直尾翼周りの部品を適当に付けて、雰囲気に浸りました(笑)

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胴体後部の上下にあるブロック材は、削りごたえがありますね。おそらくASCENT君製作では最後のバルササンディング祭りになるでしょう。

 

 ようやく生地完が見えてきましたよ ε-(´∀`; )

 

カナライザーを取り付ける

 さあー問題です。どうやれば図面取りに作れるのでしょーっか?

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 ロール軸に対して迎角-1°

 部品にマーキングだけは入っていましたが。。。。

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まあ、穴だけは開けておきます。

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一応の作戦はこうです。

後側のカンザシで水平度を出す。カナライザー自体は治具で水平に組まれているので、前側がどうなろうと水平は出るはずです。

そして前側カンザシの取り付けは迎角-1°に集中する。

 

 水平度は水平尾翼を基準に目視で合わせています。最初は水平尾翼の取り付けの時のように、胴体ロール軸の水平を出して左右のカナライザーの高さを測ろうと思っていました。

 

 だけどカナライザー自体の絶対水平よりも、各部の相対的な水平度を出すことに労力を注いだほうが良い気がしてきたのです。まあ、この段階で水平尾翼の水平度に疑問を付けてもテンション下がるだけでメリット無さそうだし、ってのもありますけどね(笑)

でもヨー方向のアライメントは糸を張って測りました。

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そして迎角のアライメント。

何か良い方法がないか、3日間くらい悩みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどさー

いくら悩んだって

出てこないもんは

出てこないよー

 

 

というわけで、迎角は適当接着を決意しました (キリッ ←

一応は主翼を付けて微妙なマイナスピッチになってるかなー、ぐらいは確認しましたよ。見た目で(笑)

まあ〜、水平は出てるし、もしもの場合でも主翼と尾翼は迎角を調整できるので、何とかなるかな、、、と。そもそもカナライザーがフライトにどう影響してくるのか分かってないですし(笑)。機首上げのクセ取りになるのでしょうか?

 

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 上の写真はカンザシアウターパイプの接着箇所です。

 図面ではリング状のベニヤを補強板として接着する指示なのですが、カウルの曲面に全くフィットしないのです。なのでバルサで補強することにしました。この後、バルサの4辺をロービングして更に表面をカーボンクロスで補強しています。

 

 

 この段階でカナライザーと胴体には写真のような隙間があります。

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カナライザーの翼中央側にはもう一枚の部材が付くのですが(下写真)、これを胴体曲面に合わせるように削っていきます。

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ですが、ここは無器用君の僕です。まあ、素敵な空間が至る所に出来ているわけで。。。

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隙間にはバルサを当てがいました(笑)。

最終的には塗完後にバスコークで埋めます。

 

カナライザーの取り付け完了です。

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主翼とフィンも付けて写真を撮りました。徐々にASCENT君の全貌が見えてきました。

 

あとは垂直尾翼周りですね。

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生地完が見えてきました。

月日が経つのは早いものです。キット購入から8ヶ月が過ぎましたねww。