空の見える場所から

ラジコン飛行機を飛ばしたり、カメラを持ってブラブラしたり、、、自己満足の日々

お散歩スナップ講座〜異国情緒編Part2(NikonCollege)

お散歩スナップ講座〜異国情緒編〜の2回目です。

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撮影場所は横浜山手の洋館。クリスマスの雰囲気を異国情緒たっぷりにスナップしましょう、という感じでした。

 

だけど、重大な問題が。。。

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単焦点しばり。。。(; ̄ェ ̄)

 

撮影実習では、いつもD610と24-85(f/3.5-4.5)標準レンズを使用しています。自分の撮影データを確認すると、24mmか望遠側65〜85mmあたりを使っていることが多いです。それが今回は35mm縛り。

 

 

 /(╯ш╰;)\アアアア...

 

 

まあ、そんなこんなで、、、今回はD500と24-85を24mm固定で参加しました。

 

とりあえず、実習開始前に先生からチョコっとレクチャー。というか指令ですw 

 

山手111番館とイギリス館にはテーマを設定します。それ以外は自由で。講評は2枚で行いますが、1枚はテーマに沿った写真を持ってきてください。

<山手111番館のテーマ>

①透明感

②カラフル

③可愛い

④オシャレ

このうち2つまでは感じられる写真を撮ってください。

<イギリス館のテーマ>

シック、または重厚感を感じられる写真を。ただし寂しい感じにはしないでください。重厚感と寂しい感じは、紙一重だったりします。

 

 

というわけで、山手111番館。

とりあえず頭とお腹が痛くなってきました。

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なんだよ、これwwって感じ。一応主役はOrnamentだったりします(笑)

 

もう、これはダメだ。。。(~_~;)

 

と思い、先生に頼ります。

「なんか、どうして良いか分かんないですけど」

 

〜先生〜

主役のOrnamentが小さいですね。もっと寄った方が良いでしょう。それから、、、(Ornamentを眺めながら)ここから見ると順光だけど、(移動しながら)こう回り込むとシャンデリアの逆光になります。またこうして見ると(屈み込みながら)、光の反射具合も変わってきます。こうして被写体が一番美しく見えるところを探しましょう。あと串刺しって言うのですが、Ornamentがぶら下がっているツリーの枝が気になりますね。これをボカすか、写らないように構図上から切るか、した方が良いかもしれません 

 

そして苦戦した結果がコレ。

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ちょっと逆光ぎみ。

 

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さらに逆光。

 

Ornamentに寄るために、初めてD500をライブビューとバリアングル機能を使って撮影しました。カメラが重くて手がプルプルしてしまい、ピントが迷子になってる感じがありますw

折角の先生のアドバイスも、それを生かす技術が無いっぽいです(笑)

 

 

まあ、そんな感じでポンポンペインな撮影実習も終わり、講評へ。

次の2枚で受けました。 

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<換算36mm  SS:1/125  f/4.5  EV:+1.0  ISO:400  WB:AUTO >

<撮影意図>

イギリス館で撮りました。重厚な感じはしないけどシック感は、、あるようなw

スプーンに写り込んでいるシャンデリアにピントを合わせています。だけど、35mm問題は難しいです。色んな物が写ってしまい、主役が何か分からなくなってしまいました σ(^_^;)

 

<講評>

スプーンの写り込みは面白い発想だと思うのですが、シャンデリア以外にも気を配ると良いと思います。人も写り込んでいますが、これが写真に「賑わい」をもたらすこともあり得ます。ただこの写真に写り込んでいるのは、黒髪の黒い服を着た人。赤とか明るい服を着た人ならば。。。映り込む人を選ぶことも必要かと。

構図的には上の方を削った方がスッキリしますね。

あと、露出補正をもっとプラス側に振り切ってみたり、逆にマイナス側に振り切ってもナイフのエッジ反射が際立ってくるでしょう。どちらに振り切ってみても面白い雰囲気が出せると思いますよ。

 

 

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<換算36mm  SS:1/1250  f/3.5  EV:+1.3  ISO:400  WB:晴天  ActiveD-Lighting: 強め>

<撮影意図>

山手111番館で撮りました。設定テーマとはかけ離れていますが、自由テーマということでw。

ピントは瓶の向こう側の景色に合わせました。撮り始めの主役は瓶の中だったわけですが、シャッターを切る時は窓の入り具合を頻りに気にしていました。だから瓶の中が疎かになってしまい。。。自分でも主役が何だったか分からなくなっていると思います。いまこうして見ると椅子が瓶からはみ出しているのですが、中に収めた方が良かったかなと思っています。

 

<講評>

う〜ん。。。。。

①瓶の湾曲で紅葉の虹みが面白いところ

②青い空

③カーテンの透明感

良い要素は色々あるのですが、これらが散逸してしまった感じですね。そう言う意味でも椅子が瓶の中に収まっていれば 、瓶の中が主役として1本スジの入った纏まりが出てきたと思います。露出は丁度良いと思います。

 

 

嗚呼。。。(´・_・`)

自分でも撮影中に集中力を切らしていたなぁ〜、と思っています。なんか色んなものが気になって仕方なかったんですよ。35mmの罠ですwww

必殺技「寄せてアップの法則」を封印されたの痛いです。単焦点での室内撮り、練習が必要です。っていうか、もっとモノをよく見るクセをつけた方が良いか。。。

 

 

 

そういえば。。。

誰かがナイスな質問をしてくれたおかげて、先生のチョットした撮影メソッドを聞くことができました。

 

(1) 主役を決める

(2) それが1番良く見えるアングル、構図を徹底的に探す

(3) 脇役のボカし具合を探る。形がハッキリして大きいと主役を邪魔してしまう

(4) 露出とホワイトバランスを調整していく

(5) 自分の中でグッとくるものが撮れるまで粘る (←コレが重要!)

 

その他、、、

反射、明るさと暗さで立体感を出す。

物を撮るにしても全体を入れてしまうとブツ撮り感満載になってしまうので、あえて大胆にカットするのもあり

 

 

撮影した写真をアルバムにまとめました。

https://www.flickr.com/gp/126175851@N02/945EuM