主翼はじめました(リブ組)
いよいよ主翼の製作です。主翼は飛行機の生命線とも言えます。気合い入れて慎重かつ慎重にいきたいと思いますw
主翼だけに限らないのですが、抜き出した部品は1枚ずつ丁寧にサンディング調整しています。レーザーカットなのでリブ型は正確なのですが、どうしても母材から抜くときに「ポチ」と出っ張りが残ってしまうのです。
リブは翼型そのものなので、「ポチ」は綺麗に落としたいところです。だから撫でるようにピンポイントでペーパー(#120)を当てて「ポチ」を落とします。リブは左右合計で30枚あるので、ホントひと仕事w うっかりリブ自体を削ってしまったら、この世に絶望してしまうでしょうww
だけど、そうするとエルロンスパー材が空中組み立てになってしまうのです。
試しに治具を後縁側ではなく、エルロンスパー側に合わせて置いても特に問題なさそうに見えました。上の写真で言えば、治具を左にズラす感じです。それならば空中組み立てはなくなり、作業が簡単になりそうです。
一体どちらが正しいのでしょうか???
うーん、失敗は絶対に許されないです。やっぱりナルケホビーに電話するしかなさそうです (´・_・`) 勇気を出して電話すると、
「製作の詳しい人に電話させますね」
とのこと。後にプロ完成機屋さんから電話があり、おおむね以下のようにアドバイスを貰いました。
①治具はあくまで目安として使用
②各リブが定盤に対して水平になるようにして組むこと
③前縁のセンターと後縁端の定盤からの高さが同じであれば良い(水平になる)
④翼中央(W1)と翼端(W15)の両方で確認すること
なるほど。言われてみればゴモットモです。治具ってそうなるように設計するものですよね。早速確認しました。
まずは空中組み立てにならないように治具をセットするパターンです。
A=24mm B=28mm
次に空中組み立てになるパターンです。
C=26mm D=26mm
う〜ん。。。
どうやら、これが正しいようです。空中組み立てかぁ〜
だけど、それが設計指示なら現場で何とかするしかないですね。はい (`_´)ゞ
仮組しました。ここからW1(主翼中央リブ)だけを除いて接着していきます。
この主翼には上反角が付きますが、W1を傾けて接着することで、それを実現させているようです。エルロンスパー材とスパー補強板には、僅かに傾きが付いていました。というわけで、その傾きを信じて最後にW1を接着しました。
下の写真は分かり難いので、傾きを強調して線を引いています。
そして前縁材を接着します。これは完全に空中組み立てになるので、前縁材をアングル材に仮止めして、慎重に接着しています。やっぱり重要なのはセンターを合わせることです。
なんとか主翼リブ組が完成しました ε=(¯⌓¯ )フウゥ
。。。。。左側もやらなくちゃね (´・_・`)