空の見える場所から

ラジコン飛行機を飛ばしたり、カメラを持ってブラブラしたり、、、自己満足の日々

LAYERS 〜Lights and Shadows 森羅万象 を鑑賞してきた

KOKIAさんのコンサート「LAYERS」に行ってきました。

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KOKIAさんの楽曲には多重録音系も多いのですが(調和♪など)、それらを集めてのコンサートです。多重録音は壮大なイメージの曲が多いです。その音の波に飲み込まれるイメージでからか「沈没コンサート」とも、KOKIAファンの間では呼ばれていました。

CDではコーラス部分をKOKIAさん自身の声を重ねて録音してるようです。これをコンサートで実現するのって、どうやるのでしょうね。そういう意味でも、とても楽しみなコンサートでした。

 

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ところで。。。

タイトルに使った「鑑賞」という言葉ですが、コンサートに使うイメージは少ないと思います。少なくても僕は使ったことがありません。

だけど今回のコンサートには「鑑賞」がピッタリな感じがしました。なんていうか、演劇? ミュージカル? いやいや、それらとも違う「何か」だったと感じました。開演から終演まで、ひとつの世界観(物語)を鑑賞しているようでした。KOKIAさんの楽曲と共に。

 

 

今回のセットリストです。

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入場時のパンフレットに記載されていました。

この中の途中で2回、「言葉」「神」「月」をキーワードにした物語が朗読されてました。たしか、ゲマトリア♪ と 独立♪ の前にそれぞれだったような。。。

 

〜 もともと人々は同じ言語を使用して「想い」を完全に共有できていたのに。。。だけど互いの「想い」が分かってしまうが故に、争いが起こるようになった。それを見ていた神が嘆き、それぞれに違う「言葉」を与えた。互いの「想い」は共有できなくなり不自由さが残ったが、争いはなくなった 〜

 

大雑把に言って、このような内容だったと思います。この物語がオリジナルなのか、何か出典があるのか僕は知りませんが、ちょっと考えさせられる内容でしたね。相手のことが分かるが故に怒りが、、、身につまされる思いがしました。

物語の内容からも分かるように、ステージはとても幻想的なものでした。数人のダンサーが布を使いながらKOKIAさんの周りを舞って世界観を構築していきます。

(このあたりの描写を上手く言葉で表現できない自分がもどかしいです。きっと不自由さが残ったのが原因と思われます(笑) )

 

 

ところで肝心の演奏ですが。

演奏はピアノとKOKIAさんの歌声。そしてシーケンサって言うのですかね。オケとかコーラス部分はあらかじめ録音しておいて、それと同期させて演奏するってやつですね。いつものコンサートのように生音重視とはならなかったのですが、多重録音系の演奏ですから。このような構成になったのでしょう。ただどの楽曲も、この日のステージのために再アレンジして録音していたようです。

 

特に「ゲマトリア♪」「EXEC_COSMOFLIPS♪」が印象に残りました。壮大でステージの世界観を感じました。「曲を聴く」と言うよりも「ステージ鑑賞」と言うイメージが強かったです。

ステージは撮影されていたのでDVD化されると思いますが、リリースしだい買いですね。このステージは映像セットで楽しめるものです。だけど、、、音質重視で全編CD化も欲しいです。

 

ああ、両方出たら失費増えるわ。。。(´・_・`)

 

ァ,、'`ヽ(ˆ▿ˆ;)ノ,、'`'`,、

 

 

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余談ですが。。。

ステージ上で少し気になったセットが。 

中央で布が勝手に舞っていたのですが、周囲から送風機を若干下向きに当ててサーマルを発生させていたようです。その中にHLGを投げ込んでみたら。。。

幻想的な世界観の中でプロポを握ってHLGを操る、、、妄想に入っていました

ちなみにHLGってこんなやつです。

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KOKIAさんのコンサートで、こんなことを妄想してしまう僕は。。。

病気でしょうか。。。