主翼の取付け
主翼の取付け作業です。なんといっても主翼ですから、飛行機作り最大のヤマ場と言っても良いでしょう。とりあえず仮付けです。
ポイントはAとBの距離が同じになることと、水平度です。この状態は両方とも合っていませんが、調整のとれる範囲であることが分かりました。というわけで、まずはスペーサを固定しました。
裏側から抜け止めにキャップスクリューで止めるのですが、緩み止めに弾性エポキシを使用しました。
そして主翼を再度付けて調整しながら位置決めします。この工程では写真の矢印部品を胴体に固定することが目的です。これは胴体を上側から見ているのですが、4点で主翼を吊るす構造になっています。
主翼はフローティング取り付けなので、胴体とは接触しません。クリアランスを1.5mmとるので、1.5mm厚のバルサを挟みました。
なお仮付けでは左翼側に傾いていました。なので右側には+αで厚紙や薄く削ったバルサを挟み込んで調整しています。
そしてエポキシで接着。ひと晩放置して確認。。。
あれ??? (・・?)
まだ主翼が左に傾いてるじゃん。。。
写真は機体を後ろから見ているのですが、手前の水平尾翼に対して奥の主翼が左に傾いていました。
(; ̄ェ ̄) (; ̄ェ ̄) (; ̄ェ ̄)
ちゃんと確認したはずなのに。。。
これだから不器用くんは困るのですよね、まったく
でも水平尾翼の時ほどの絶望感はありません。なぜなら、もしもの場合の第2の矢を準備していたからです ( ̄ー ̄)
下の写真は主翼上面側の取り付け部です。主翼はグロメット(黒いゴム)を介して金属部品と接続しているのですが。。。
ここで主翼の右側にのみグロメットと金属部品の間に、何かしらカイモノを挟んであげれば。。。右翼が下がり主翼は水平になるはず。。。という作戦です。カイモノですが、僕は1mm厚のバルサを使用しました。バルサは低粘度瞬間接着剤を染み込ませて硬くしてあります。ちなみに金属部品は胴体側に取り付けるスペーサに挿し込んで、主翼を吊るすことになります。
そうそう、僕も模型をやるようになって知ったのですが、瞬間接着剤って接着ではなくて木材の強化のためだけに使うことがありますよね(これ、豆ね←)
そうこう調整することにより、、、
バッチリです( ̄+ー ̄)
まあ、目視だけでは不安もあるのでエルロンの付け根あたりで机からの高さも測っていますがバッチリです。目視でも相対的な計測ならば、意外と分かるものです。本当は広い定盤や作業場があれば、両翼端の高さを 計測するのですけどね。う〜ん、ガレージとか欲しいですね(笑)
主翼取付け完了です。
後ろ側は隙間が大きかったのでロービングを埋め込みながら補強しました。
前側はエポキシ接着のみ。
胴体下面、スペーサ側からみたところ。