空の見える場所から

ラジコン飛行機を飛ばしたり、カメラを持ってブラブラしたり、、、自己満足の日々

やっと、、やっと水平尾翼が取り付く

 やっと、、、やっと、、ようやく、水平尾翼が取り付きました。今度こそバッチリです。先週の事件勃発から部屋の真ん中に鎮座しているASCENT君の胴体を見るたびに憂鬱な気分になっていましたが、ようやく気分も持ち直してきました(笑)

  では先週の事件の経過を、僕の備忘録として。。。

 

 

 

まあ、何が事件かって。

水平尾翼が胴体に傾いて取り付いてしまったのですよ。。。  =͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)ガーン

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上の写真でAとBの高さが違ってるということです。Aに対してBが3mmくらい高かったです。たった3mmですが目視でも分かるくらいに傾いているのですよ。卒倒しそうになりました (>人<;)

 

ガッツリ補強接着までしちゃったのに。。。 /(╯ш╰;)\

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もう涙目になりながら外しました。

それで接着し直したのですが、それでもダメ。同じようにBが高くなります。

 

なんなんだよ〜 

僕が何しったてゆうねん。。。orz

 

 もう疲れ果ててしまいましたが、よくよく観察すると前側のカーボンカンザシのアウターとインナーパイプの間にガタがあることに気づきました。前側がガタつくと後ろ側が撓んでるように見えます。水平尾翼の剛性に対して、後ろ側のキャップスクリュー周りが負けている感じでした。

 因みに、この辺りの図面(下写真)です。上の写真は、この図面の「ガッツリ接着!!」の辺りから眺めたものです。考えてみればキャップスキュリュー(3mm)が支えているだけですから、水平尾翼のガタつきで撓んでも不思議はありません。f:id:sion0529:20160314220840j:plain

 

それにしても、普通はここにガタなんてあるはずがありません。飛行中にフラッターを起こしかねないです。でも主翼はフローティングで取り付けなんですよね。一緒に振動する設計???

まさかとは思いましたが、設計もとに聞いてみることにしました。

 

まあ当たり前の御回答でしたが

①当然ガタがあっては駄目

②ガタの取り方を教えるからやってほしい

とのことでした。ガタはカンザシのアウター側に低粘度瞬間接着剤を流して硬化促進剤を吹き付けると良い、とのことでした。

 

さて、前側アウターパイプのガタを取り除く必要があるのは分かったのですが。。。

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仮接着状態でしたが、アウターパイプを抜くのは大変なので回避したいところです。だけどこのまま内側から瞬間接着剤を流すと、外側に染み出して完全固定されてしまうかもしれません。もしこのアウター自体が傾いて接着されているならば、やはり抜くしかありませんが、これはもっと大工事になりそうです。もはや諦める以外、選択の余地はないという事ですね。

 上の写真は地道にアウターパイプの周りにカッターを入れて、パイプを抜く作業をしているところです。そしてコツコツと40分ほど作業して、ようやく。。。

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(」°ロ°)」抜けたぁぁぁあああああーーーー

 

歓喜の瞬間でした(笑)

この後、ガタを取り除いて改めて水平尾翼の取り付け開始です ε-(´∀`; )

 

僕は、まずスキットの付け根を基準に胴体の水平をとります。

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水平です。

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この状態で最初の写真と同様ですが、AとBの高さを合わせます。

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さらに胴体のセンターと左右の水平尾翼までの距離を合わせます。僕は糸を張って合わせています。下の写真は右翼との距離を測っていますが、このまま糸を持つ手を左翼に持って行き同じ距離であればOKです。

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 あとは慎重に接着をします。まずは高粘度の瞬間でチョン付けして、両翼の高さと距離を確認。そして低粘度瞬間を流し込んで、また両翼を確認。最後にバルサ粉を盛って低粘度瞬間で補強接着して、両翼を最終確認。ようやく納得のいく水平尾翼取り付けが出来ました。

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胴体と水平尾翼の合わせ面です。

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隙間なく決まってますね。見栄えは合格点ですw

( ̄+ー ̄)

 

 

とりあえず軌道修正できましたが、色々と学習しました。ちょっと水平尾翼の取り付け方法について改めて感じたことを。

 

(1) まずはカーボンカンザシのガタを確認

(2) 水平尾翼は前側のカンザシから固定したほうが良い

 

とくに(2)は強く思いました。後ろ側は普通に撓みそうですが、言い換えれば前側を正確に固定してしまえば自然と位置が決まるってことですかね。これまでの機体製作では、いつも後ろ側から固定していたのですが、偶然正確に取り付けられていたのでしょう。 

 

次は主翼の建て付けです。もう事件は起きないでください。。。