千歳基地航空祭に行ってきた(2017年)
今年は千歳基地開庁60周年らしいです。
記念塗装も施されてました。
この日の天候は曇天。雨、風は無かったものの雲は低いです。単に飛ぶだけなら問題ないでしょうけど、「地上の観客に見せるフライト」となると話は別ですよね。スモークも見にくいし下手をしたら機体が雲の中に、、、なんてことも。まあ、湿度が高いのでヴェイパーには期待できるのですが。
そんな天候状態なので殆どの展示飛行はキャンセルになってしまいました。まあ、離陸はしたけどローパスして直ぐ着陸みたいな。
あと撮影ポジションもイマイチでした。力強いTakeOffを撮影したかったのですが、自分がいたのは滑走開始ポジション。地上にいる飛行機を撮影するには観客を掻き分けて前に出て行く必要があります。そんなこと出来るわけないし。。。初めて行く飛行場は戸惑うことがいっぱいです (´・_・`)
でも着陸には良いポジションでしたね。
ただ前には出られないのでタッチダウンの瞬間は見られませんw
今回は地上展示機を多めに撮影していました。
色々とカッコ良く見える構図を探したのですが
F2、結構大胆に前後を切っちゃったけど、なんかカッコ良くない?
露出が好きです。機体全体をシルエット調にしたのですが、少し質感を残すように気を使っています。やっぱり人が入ると写真にストーリー性が出ますね(笑)
政府専用機を背景にF15を絡ませたかったのですが、、、ちょっと何を撮りたかったのか不明の1枚ww
新たな視点探し(?)ということで、お尻に注目してみましたw
F2のお尻。
F4のお尻。
もっとお尻の穴の奥まで見え、、、(*´д`*)ハァハァ
なんか勘違いしそうです(笑) それなりにディープな世界がありそうですが、普通なかなか近づけないしね。
こちらは政府専用機のローパス。
飛んでるB747ってもう少ないですよね。こちらも近々にB777にチェンジです。
今回唯一、機動飛行を披露してくれた米軍のF16。
迫力ありました。
なんだか機速が早すぎてファインダーで追いつけなくて、無駄にメモリカードを消費させてましたけど(笑)。まあ、その中でもカッコよく撮れたかなぁ〜、というのが下の2枚。
やっぱり良いヴェイパーが出まくってました。
そうそう。
今回は北海道遠征だったので函館にも寄ったんです。定番の函館夜景と活イカ。
活イカはピクピクして絶品でした。ちなみにこの日は時価1K。
実は函館-札幌の移動でトラブルに見舞われ、ドタバタ予定変更があったのですが、それらも含めて楽しい遠征でした。去年は小松基地に行ったけど、毎年どこかの航空祭に遠征してみるのも良いですね。来年は何処にいこうかな〜。
あっ、、そういえば去年の小松遠征も雨だったような。
これって、もしや。。。 ( ˙-˙ )
今回の遠征写真をアルバムにまとめました
Redbull AirRaceで流し撮りにTRY(2017年)
Redbull AirRaceを観戦してきました。予選初日だけですけど(笑)
当初は行く気なかったのですが、とあるニュースを見て初日だけ見に行くことにしたのです。
観戦場所は三脚持込み可のカメラマンシート。下の赤丸の辺りになります。基本的な狙いはシケインでしょうか(赤矢印)。飛行機がナイフエッジ切り返しの姿勢で駆け抜けていくのです。
カメラはこんな感じで設置。
機材はD500(Nikon)と150-600mm(Tamron)です。
とりあえず自衛隊ヘリがオープニングフライトを飾るので試し撮り。おおよその露出を確認しておきました。
そして唐突ですが、今回の撮影テーマです。
The 流し撮り (キリッ
(」°ロ°)」 (」°ロ°)」 (」°ロ°)」
ま、流し撮りなんてやったこと無いですけどね。
だから、こんな感じになっちゃいました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ァ,、'`ヽ(ˆ▿ˆ;)ノ,、'`'`,、
これSS1/60なんですけど、ゲートがいい感じで流れてますね。飛行機もですけど(笑)
この日のフライトスケジュールは全部で3セッション。練習フライトが2セッションと予選が1セッションです。
そして練習フライトの1セッションを、流し撮りで
全滅させました
ハッキリ言ってバッテリーとSDカードの容量を無駄に消費しただけですw
散々な結果だけで帰るのは怖いので、2セッション目はSSを1/2000に変更です。
当然のことながら機体はクッキリ止まります。
ゲートを通過する瞬間。カッコ良いですね。
こちらは室屋さんのフライト
(室屋さん優勝流石でしたね! 僕は決勝を見てないですけどww)
ただねーーーー
やっぱり納得いかないのですよ。
お前の撮りたかった写真ってソレ?
僕のゴーストが囁くのです。。。
そして次は予選。この日のFinal Session。
全てのパイロットが全身全霊をブツけてくるはずです。
だから僕だって、この日のFinalに悔いを残したくない。。。 (←大げさw)
というわけで作戦を立てました。
HorizontalTurnの7番ゲート進入を、流し撮りで狙います。
作戦手順です。
(1) 7番ゲート(赤矢印)に置きピン(AF-S)をしてから、ファインダーを6番ゲート(青矢印)に向けて待機。この時の三脚はロックです。なお僕は親指AF派でシャッター半押しAFは使っていません。
(2) SmokeONで機体が1番ゲートを進入したら、VerticalTurn(3番ゲート)まではのんびり観戦
(3) VerticalTurnの降り(黄矢印)から集中開始
(4) シケイン(緑矢印)の出口から三脚をロック解除してファインダーに集中します。機体は必ずファインダー内に入ってくるはず。
(5) そしてファインダーを機影が掠めたら手動トラッキング開始。機体は一瞬でファインダーから消えていますが、フライトラインは分かっているので必死に追いかけます。
(6) そして機体に追いついた瞬間、、、
(7) れんしゃだぁぁあああああーーー
\\٩(๑`^´๑)۶////
この日の渾身の1枚がコレ。
まあ、SSは1/160ですけどね(笑)。
これ以上は、今の僕には無理です。一応ゲートは流れてると思うし、機体にピントもきてるでしょ???
これもSS1/160です。ロール中の機体なので、主翼が流れているのが分かるでしょうかね? 微妙かな〜
機会があれば練習しなくちゃですね。
ああ、そういえばNikonCollegeに流し撮り講座がありましたね。気が向いたら行ってみようか。
そして、最後は。。。
とあるきっかけで知った、東京湾上空を零戦がフライトするというニュース。この写真を撮りたいがために観戦しに行ったようなものです。
こちらは色合いといい、ノスタルジー感がありますかね。
右主翼が欠けているのが残念なような、でもそれが趣きのような感じもあったり。
そして、この日の全スケジュールを終了。夕日に染まるレーストラックも趣がありました。
お散歩スナップ〜島巡り編(NikonCollege Part1 & 2)
今回のお散歩スナップ講座は、島巡り編。とりあえず初回の撮影場所は猿島でした。
ところが5月13日は雨のため、、、
撮影実習は中止
.°(ಗдಗ。)°.
中止分の参加費は払い戻し。そして次回の講評は好きな写真を持って来て欲しい、とのこと。
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)ガーン
Nikonカレッジには何度か通っていますが、中止になるのは初めてでチョット衝撃を受けました。
何ていうか、この5月13日はKOKIAさんの軽井沢コンサートの日でもあったのです。ancoro(KOKIAファンクラブ)であるにもかかわらずNikonカレッジを選択した僕は、罰を受けたのでしょうか?w
(´༎ຶོρ༎ຶོ`) (´༎ຶོρ༎ຶོ`) (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
「好きな写真」ということでしたが、折角だし、ひとりで猿島に行って撮影してきました。そして講評に行くと、机の上に次回の撮影実習の案内が置いてあり。。。
アレ?...
( pω-)...
( ̄O ̄;)ハッ
まさかの、、猿島wwww
とにかく今回の島巡り編に「猿島」はMUSTだったのでしょうね。他に予測された実習場所は「江ノ島」「月島」がありましたが、島としての完全形を成しているのは猿島だけですし(笑)。
というわけで、2回ともNikonカレッジ講評には猿島の写真を持って行くことになりました。合計4枚です。
<85mm SS:1/60 f/4.5 ISO:400 EV:-2.3 WB:晴天 PC: ビビット>
<撮影意図>
蔦(木の根っこ?)がカッコ良いと思って撮影しました。蔦の立体感と岩肌の質感を強調したかったので、露出補正をマイナス側に振りました。
<講評>
蔦を対角線に配置したこともあり、構図は良いと思います。右下のあたりも暗いだけではなく、岩肌の階調性も残っているので良いと思います。欲を言えばアングルを変えてあげると、蔦の太さに変化が出てダイナミック感を引き出せたかもしれませんね。
<50mm SS:1/80 f/2.2 ISO:1000 EV:-1.0 WB:晴天 PC:スタンダード>
<撮影意図>
路面の光のグラデーションが綺麗だったので撮影しました。被写界深度内に歩いている人の足元を入れるのが狙いだったのですが、撮影している僕が避けているみたいで。。。皆さんトンネルの右側を歩いてしまうのですよ。なので、こうなっちゃいました(笑)
<講評>
ああ〜、トンネルの端で屈み込んでる人(←撮影者、つまり僕のこと)がいれば怪しいですよね(笑)。まあ、そういう時はキッパリ狙いを変えてみるのも必要かもしれません。例えば、この写真なら手前のの色違いの石畳に注目して、ピントを合わせて魅せるとか。そうそう、その辺りの光に緑が混ざってるのも良いのですよ。
あとは、左上に写ってる人の頭くらいはカットしても良かったかもしれませんね。不思議感を出せたかもしれません。
<50mm SS:1/200 f/2.8 ISO:1600 EV:-1.3 WB:晴天 PC:スタンダード>
<撮影意図>
光と影が作るコントラストをカッコ良く撮りたいと思いました。なので露出を下げてローキー調にしました。ただ、チョット影の部分が多すぎかな? と感じています。
<講評>
光と影を意識したことで、ドラマチックな写真になってると思います。でも、やはり影のボリュームが多すぎるかな。
左側と、、、この写真なら下側をチョットだけ削った方が良いかな。逆に上側を削ると、光と影が規則的にパターン化されてしまいそうですね。うん、この写真なら上側は「面白み」として残した方が良さそうです。
<50mm SS:1/100 f/2.2 ISO:800 EV:+1.3 WB:4770K PC:ニュートラル>
<撮影意図>
壁を這うような蔦が可愛らしく感じて撮影しました。露出をプラス側に振ってハイキー調にしたつもりです。もう少し絞った方が良かったかな? とも思っています。
<講評>
1枚目とはうって変わって、〇〇さんには珍しくガーリー(girly)ですね(笑)
丸ボケと葉の丸も対応があって面白いと思います。う〜ん、被写界深度というかピントについてですが、〇〇さんが引き立てたかったのは何処ですか?
この写真ではピントが青矢印のあたりに来てるのですが、少し周囲に比べると暗い部分です。人の目線は光が当たっている部分に誘導されやすいので、赤矢印の辺りにピントが来ていた方が良いと思うのですが。。。
僕「。。。っていうか、可愛らしいと思ったのが赤矢印の辺りなのですが www」
ピントはですね〜、見せたいものにキッチリ合わせるものなんですよ(笑)
「ここらへん」ではなく「ココ」に合わせるようにしましょう。
「ピント位置」については、最近よく言われることが多い気がします。まあ、いつも「なんとなく」で撮っているのでww
そのシーンで見せたいものが何か?をよく考えて写真を撮ることが重要みたいです。
撮影した写真をアルバムに纏めました。
https://www.flickr.com/gp/126175851@N02/FzQM51
本格的に取り組む風景撮影Part2(NikonCollege)
風景撮影実習の2回目に行ってきました。
今回の場所は「昭和記念公園」です。
風景写真の講座なので三脚を持って行ったのですが、土日の公園は混雑しているんですよね。先生も「三脚は遠慮した方が良いかも」ということになり、今回も撮影は手持ちのみです。残念。
昭和記念公園自体はNGということではないので三脚を使用して撮影している人は割と多いのですが、Nikonカレッジ参加者20人くらいが一斉に三脚を並べてしまうとねww
まあ、しゃーないです(笑)
三脚を使った実習は平日じゃないと無理かな。僕は平日実習の参加は無理ですけど。
そして5回にわたる講座を受講して分かったこと。
(1) 風景写真は広角レンズばかり使うわけではない
(2) 目で見た風景の何処に惹かれたのか明確にして主役を決める必要がある
(3) 主役を引き立たせるために風景をどう切り取るかを決めレンズをチョイスする
風景って広角レンズで撮るものだと思っていたのですが、普通に望遠レンズ使ってるんです。望遠でボカシ効果を狙うのもありますが、わざわざ被写体から遠くに離れて圧縮効果を出す表現方法があることを知りました。
例えばチューリップ畑を遠くから眺めると密集していて盛り沢山に見えますが(圧縮効果)、近くによると意外と花と花の間の隙間があって土が見えてきたりとか。。。だけど更に寄っていくとダイナミック感や遠近感を感じてきたり。
結局は自分が惹かれている主役を見極め、それを美しく見せるための表現方法を模索し、レンズと撮影位置を決めることがポイントになるみたいです。
ただ先生が「この木の枝の形が面白いですね」と言いながら撮影をしていたりしたのですが、正直
へぇ〜、そうなんだぁ〜 (¬_¬)
とか思いながらファインダーを覗いていた自分がいたことも事実です。
風景って奥深いですね(笑)
とりあえず次の3枚で講評を受けました。
<150mm SS:1/250 f/7.1 ISO:250 EV:+1.3 WB:晴天>
<撮影意図>
ネモフィラを前後のボケで挟み込むように撮影しました。
<講評>
前後にピンクがありますが、あの場所にはもっとピンクの花があったと思います。前ボケを使う場合は、華やかさを選ぶようにしたいですね。
<150mm SS:1/250 f/7.1 ISO:250 EV:+1.3 WB:晴天>
<撮影意図>
チューリップの密集感を出したいと思いました。華やかな感じも出せたかと思っています。
<講評>
密集感を出す意図での150mmは正解だと思います。う〜ん、ピントはこの辺りですかね(下写真の四角)。これを主役に選んだということですか? この花(矢印)の方が良くないですか? 突出しているので主役として引き立ちそうです。その上で絞りを開放側に持っていけば、前ボケもできるし更に華やかさが出てくると思いますよ。
何気にダメ出しオンパレードでしたねwww
正直な話、この写真の主役は何?と聞かれれば「チューリップ」としか答えられないし、ピント位置も拘りなく適当に合わせただけです。このあたりが「単に写真を撮ってる」と「作品を作ってる」との違いかもしれません σ(^_^;)
<24mm SS:1/400 f/11 ISO:160 EV:+0.7 WB:4760K>
<撮影意図>
左右に立っている木と上から垂れ下がるような枝と葉っぱが面白いかな?と思って撮影しました。青空も綺麗だったので、WBを4760Kにして青を引き立たせようとしました。
<講評>
うん、面白い着眼点だと思います。ただ左上の枝(矢印)は邪魔ですね。もうちょっと左に撮影ポジションを移して。。。そうすると垂れ下がっている枝もセンターに入って来て。。。嗚呼、左右の木とも位置的にバランスが良くなってくるんじゃないですか。
まあ、上の方にも書きましたが「風景って奥が深い」っていうか、率直に言って良く分からないです(笑)。でも目で見た風景に惹かれてシャッターを切ったのに、写真なると「アレ?」なんてことがありますが、そうなってしまう理屈が理解できた気がします。
風景写真って「創作」の比重が大きいのかもしれませんね。
撮影した写真をアルバムにまとめました。
https://www.flickr.com/gp/126175851@N02/ib411G
京浜島つばさ公園に行ってきた(あとリュック探し)
最初はいつものように羽田に行こうと思っていたのですが。そういえば、つばさ公園って行ったことなかったなぁ〜。羽田周辺の有名な撮影スポットだというのに。
というわけで京浜島つばさ公園に行って来ました。JR大森駅から京浜島循環バス(24系統)が出ていました。ただ数は少なそうです。
いちおう帰りのバスを確認。
この日の滑走路運用状況は着陸がRWY22, 23。RWY16L, 16Rが離陸でした。つばさ公園(青丸)からはRWY22へのタッチダウンまでよく見えます。
とりあえず着陸誘導灯と絡めてみたり。
埋立て処分場?(ゲートブリッジ方向)と絡めてみたり。
そして色々と遊んでいるうちに気づきました。
RWY22アプローチって、千葉県上空から東京湾に入ってきてゲートブリッジ辺りで緩やかに左旋回、そして滑走路に正対するんですよね。
ということは。。。
そうなんですよ!
タッチダウン寸前の機体とファイナルアプローチ中のものが重なり合って見えるポイントがあるはずなんです(下地図)
青:アプローチ中の航路
赤:視線
黒丸:機体が重なり合うポイント
そして撮れたのがコレ
もう、ニンマリです。
来た甲斐がありました。
ただ、これはトリミングしています。
オリジナルはこちら。
まあ、600mm(換算900mm)でこのくらいですね。
その他は、こんな感じ。
今日は着陸でしたが、次はRWY34R, Lからの離陸を撮影してみたいです。きっと迫力のある絵が撮れそうな気がします。
そうそう。
あと、カメラリュックを探しに行って来たのですよ。
なんていうか、、70-200 f/2.8購入を真剣に考え始めました。
というか、、、、
決心を固めた!
と言っても良いかと(笑)
ただ僕のリュックには、ご覧のとおり入れるスペースが。。。
というわけで検討しているリュックがコレ。
NikonとMILLETがコラボレートしている製品です。
取り扱いはNikonDirectのみですが、実物をNikonプラザ(新宿)で確認ができるので行って来ました。Nikonからレンズ(70-200 f/2.8)を借りて、持って行ったリュックの中身と全部入ることも確認できました。しかも背負ってみても重さをあまり感じません。
とても気に入ってしまいました。
レンズとリュックはセット購入しかなさそうですね (キリッ
まあ、今すぐというわけにはいきませんが。
今年の航空祭シーズンまでには何とかしたいところです σ(^_^;)
本格的に取り組む風景撮影Part1(NikonCollege)
今回参加したNikonCollegeは風景撮影講座。風景って何となく撮ってるけど、いつもイマイチ。目で見ていた景色には感動しているはずなのに、写真にすると「僕が見ていた景色ってコレだっけ???」と感じてしまう。この辺のギャップを埋めるヒントが得られれば良いのですが。
この講座は最初に座学、そして撮影実習&講評が2セットの全5回で構成されています。座学はNikonCollege監修のテキストを元に行われました。
デジタル一眼レフカメラと写真の教科書
〜四季の風景編〜
著作 萩原俊哉
出版 (株)インプレス
技術的な話もありましたが印象に残ったのは、
(1) 朝のドラマチックな光を生かしたいため、5時くらいから現場に入ることが多い
(2) 1シーンで1時間くらいかけることもある
(3) 雨や雪でも撮影するが、さすがに風はやめることは多い。風は写真になりにくい。
といったところでしょうか。まあ、僕はどれも実践したことは無いですね(笑)
(´-`).。oO (自分、粘りないしなw)
そして撮影実習1回目。
場所は新宿御苑で、まさに桜満開のナイスタイミング。
ただ残念ながら天候は曇り。先生からはWBについてアドバイスがありました。
「今日の天候ならばWBは曇天。しかしカラーマトリクスをブルー側に1つズラす事で赤味を抑えることができます」
また、この講座は基本三脚使用らしいのですが、休日で混雑が予想されていため手持ち撮影となりました。実習中に先生から「この景色は、このように撮影すると面白くなるかも」など随時アドバイスを貰っていたのですが、まあそれを理解し活かせたかは???って感じですねw
講評は3枚で受けました。
<85mm SS:1/160 f/11 ISO:400 EV:+1.3 WB:曇天,B1,0 P:ニュートラル>
<撮影意図>
桜満開を全面に出そうと思いました。もう少し桜のピンク色を濃くなるように調整しようかと思いましたが止めました。曇天だったせいもあるのか、ピンクと白のコントラストが低いなぁ〜と感じたもので。。。
<講評>
ピンクはこのくらいの淡さが丁度良いと思いますよ。まあ、好みの問題ですが(笑)。
左側の白い桜のボリュームを増やしても良いかな。撮影ポジションを少し左にずらして。ああ、でもこの構図ならピンクの桜を全面的に強調した方が良いかな。うん、左上の白い空を消す方向にした方が良いですね。
<85mm SS:1/60 f/11 ISO:320 EV:+1.3 WB:曇天,B1,0 P:スタンダード>
<撮影意図>
木の形が気に入って撮影しました。ただ、こういう写真はどのように撮ったら良いのか分からないんです。見ていた景色と写真が全然ちがうというか、自分でもイマイチ感が満載なんです(笑)
<講評>
うん、なるほどね。
多分「イマイチ感」を感じてるのは隙間が目立つからだと思います(青矢印)
↓ ↓ ↓
きっと「木の形」と「桜が覆いかぶさってる感じ」に惹かれてシャッターを切ったのだと思います。であれば、それを強調できる撮影ポジションを徹底的に探すことです。もし望遠レンズを持っていたなら、遠くから狙うことで隙間が埋まることがあります(逆に広角にするほど隙間が見えてくるようになる)。
それでもダメなら。。。
被写体として適してなかったとも考えられますね(笑)
<140mm SS:1/160 f/4.8 ISO:250 EV:+1.7 WB:曇天,B1,0 P:スタンダード>
<撮影意図>
周囲を桜の前ボケで囲むことを意識しました。左上の黄色が(花の名前は不明w)、もう少し中央に入ってきて欲しかったのですが。
<講評>
まず最初に思ったのは。。。
中央のスペースが、とても気になりますね(青丸)
↓ ↓ ↓
確かに黄色がこのスペースに入ってくればねぇ〜
あと枝の硬い感じが強いね。前ボケが枝を薄っすらと隠してくれれば、柔らかい感じになって良くなると思いますね。絞り4.8の選択は良かったと思いますよ。
う〜ん、実は前ボケ写真はコレを持っていくつもりだったんですよ。
↓ ↓ ↓
前ボケの隙間から桜と黄色があって良い感じじゃありませんか???
まあ、だけどね。。。。
四角で塗りつぶしちゃったけど。。。
ァ,、'`ヽ(ˆ▿ˆ;)ノ,、'`'`,、
何が写ってしまっていたかはノーコメントで ( ̄ー ̄)
(別に怪しい写真ではありません)
撮影した写真をアルバムにまとめました。